ROHのガチムチレスラー、ジェフ・コブ。今やROHの顔となりつつあるパワーファイターのインタビュー動画がROHのYoutube公式チャンネルにアップロードされました。そこで語ったWWEとアメリカのプロレス界。一部を紹介します。
現代はプロレスラーにとって最高の時期だと思う理由
多くのレスラーにとって、WWEとの契約は最大の夢です。新団体AEWが勢いを見せ、新日本プロレスが世界中で人気を博す今もWWEが最大の団体であることは間違いありません。かつてのコブもWWEが目標だったといいます。
言いたいのはね、ほんの5〜10年前まではWWEが最重要物だったってことだよ。個人的なことを言えば、ハワイから本土に引っ越してきた時、間違いなく私の目標はWWEだったんだ。
あっという間に月日は過ぎた。インディシーン、海外、日本でブームが起きた。いろんな大団体が生まれたんだ。
ROHも頑張ってる。インパクト・レスリングも頑張ってる。MLWも。そして今、AEWが誕生した。彼らも素晴らしい働きを見せている。そう、今は選択肢がたくさんあるんだ。プロレスラーにとっては本当に素晴らしい時期だよ。
こういった団体が、みんなの職場となり、いい人生を過ごすことができる場になるんじゃないかと思ってる。
プロレスラーにとっては、WWEこそがすべて、最終的な目標はWWEだけという時代よりも、今のように様々な選択肢のある時代のほうが恵まれているということですね。
今は様々な手段で世界中のプロレス興行を見ることができるようになりました。一定以上の規模を誇る団体はオリジナルのストリーミングサービスを立ち上げ、そうではない団体はPowerslam.TVのようなVODサービスに加わることで世界中のファンに興行を見てもらうことができる。レスラーにとっても、ファンにとっても、団体にとってもいい時代です。このままプロレス界がいい方向に進化を続けていくことを願うばかりですね。WWEがしっかりしてくれればなあ……。
(参考: WrestlingInc)