2023年の新日本プロレス「レッスルキングダム17」への参加が報じられている元WWEスーパースターのサーシャ・バンクス。
トップ女性レスラーである彼女は世界的な知名度を誇り、Disney+で配信されているドラマシリーズ「マンダロリアン」にも女優として出演しています。新日本やSTARDOMの親会社であるブシロードは、彼女がIWGP女子王座戦線に加わることで、ブランドの国際的なファン層拡大を狙っていると報じられました。
Fightfulは、そんなサーシャに関するいくつかの最新情報を報じています。
まず、新日本との関係。これまでも報じられきた両者の契約が間違いないことを確認しただけではなく、その交渉がまとまったのは2022年11月だったと報じています。以前の報道では、彼女はレッスルキングダム17以外の複数大会にも出場する見込みだと報じられており、新日本やSTARDOMにとって史上最もギャラの高いレスラーになるのだとか。
ちなみに、新日本と提携関係にあるAEWに彼女が入団するのではないか、という噂もありますが、この報道でも「何らかの合意があったという話はない」とされています。
そして、2点目は「2023年は彼女にとってどんな一年になるのか」ということ。新日本との契約に合意したということは、彼女がWWE以外の場で活動していることを模索している、ということを意味しています。
どうやら、彼女は2023年1月1日から外部のブッキングに対応するようで、年に1回開催されるプロレスイベントWrestleCadeも彼女をブッキングしようとしたそうです。また、彼女をブッキングするにあたって生じる技術的な問題を回避するため、いくつかの大会が「エンターテインメント」ショーに再ブランド化することを示唆しているのだとか。それほどまでに、彼女はなんとしてもブッキングしたい存在なのです。
ビッグスターの2023年はどのような1年になるのでしょうか?日本のプロレス界へリスペクトを捧げる彼女がたくさん楽しめれば、日本のプロレスファンも笑顔になるはずです。
(Fightful, Wrestling Inc)