WWEを世界規模の団体に成長させた偉人ビンス・マクマホンは、天才的なクリエイティブの才能を持ちながらも、一緒に働くのが大変な上司でもありました。
彼は決定を覆す傾向があり、それはショーの開催直前だろうと関係なく起こりました。ライターたちは土壇場で台本の書き直しを強いられることもありましたし、彼ら自身のアイデアが受け入れられずに苦労した経験も少なからずあります。
【WWE】クリス・ジェリコが語る「いったい何がビンス・マクマホンをクリエイティブの天才たらしめているのか」
WWEを世界最大のプロレス団体に成長させ、この業界で最も強い影響力を持つ男、ビンス・マクマホン。 彼の手腕には常に賛否両論が飛び交うものの、団体を成功に導いていた実績は否定できるも...
【WWE】クリス・ジェリコはライターたちと仕事をするのが嫌いだった。「やることを言われるのは嫌だ」
WWEのスター選手として活躍したクリス・ジェリコ。 彼は団体の最高責任者ビンス・マクマホンとの間に良好な関係を築き、重要な役割を任されていました。ビンスは賛否両論ある人物ですが、ジ...
WWEで2年間ライターとして働いた経験を持つレスラーのジミー・ジェイコブスは、ビンスと仕事をすることの大変さについて、次のように語っています。
ビンスをナビゲートするのはかなり大変だったな。彼と話をするのには「やり方」があって、やり方を守らなきゃ何を言っても意味がない。真剣に話を聞いてもらうために伝え方を考えなきゃらならないとか、そういう事のすべてが俺には合わなかった。
また、常に混乱が生じていたビンス時代はクリエイティブ・チームのレベルの高さが支えていて、ビンスの側近だったケビン・ダンと彼の素晴らしいチームがレスラーたちの活躍をしっかりと支えていた、ともジェイコブスは語りました。
あわせて読みたい
【WWE】HHHの側近ゲイブ・サポルスキー「今、レスラーにはファンとの感情的なつながりが特に重要だ」
優れたプロレスラーはファンの感情を揺さぶり、時には自在にコントロールすることができます。 レスラー自身がファンから望んでいるリアクションを引き出し、素晴らしい試合を作っていく様は芸...
【AEW】ブッキングに不満のミロ。PPVでの試合に向けたプランを断っていたことが明らかに。元WWEの難しさも
コンディションは健康そのものにも関わらずブッキングに恵まれないミロ。 2022年の試合数はごくわずかで、TNT王座のチャンピオンだった頃の活躍ぶりが嘘のような冷遇ぶりです。怪我もあ...