昨日、ビンス・マクマホンがWWEへ約半年ぶりに復帰しました。
性的非行&不正会計スキャンダルで2022年7月にWWEから引退した彼ですが、「戦略的見直しプロセスの先頭に立つため」、つまり団体売却を目的に復帰したとされています。
彼の復帰が団体のクリエイティブに与える直接的な影響は不明ですが、団体売却が実現すればWWE全体に大きな影響を及ぼすかもしれません。
CNBCによれば、WWEは団体売却サポートのためにアメリカ大手銀行持株会社のJPモルガンと手を組んだそうです。現在、WWEのテレビ番組はNBC系列のUSA NetworkとFOXで放送されていますが、このテレビ放送契約は2024年9月までのもので、更新や新しい契約先を検討する交渉が今後行われることになります。
また、報道によれば、もし取引が実現するのであれば今後3〜6ヶ月の間に行われる可能性が高く、WWEは新しいテレビ放送契約が決まる前に売却候補先と話をしたいと考えているとのこと。ビンス復帰はあらゆる物事を急速に進める可能性が高そうです。
現在、WWEの売却先として、NBC、Amazon、ディズニー、サウジアラビア政府系投資ファンドPIFの名前が上がっています。
ビンスの復帰が発表された後、WWEの株価は「売却の憶測が高まった」ことで17%も上昇しました。米国株が全体的に大幅上昇したこともその要因になっていますが、これからは新しい報道があるたびに株価も激しい値動きが続くかもしれません。
WWEの売却先にサウジアラビア政府系ファンドが浮上
取締役として半年ぶりにWWEへ復帰したビンス・マクマホン。 彼は「戦略的見直しプロセスの先頭に立つため」に復帰し、将来的には団体の売却を狙っている、と報じられています。 これまでも...
(CNBC)
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