2022年7月に性的非行&不正会計スキャンダルで引退を余儀なくされたビンス・マクマホンは、団体売却を目指すためにWWEへ帰ってきます。
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、今もWWEの大株主として強い影響力を持つビンスは「戦略的見直しプロセスの先頭に立つため」に執行役会長へ復帰すること、2人の元共同社長兼取締役と共に取締役へ就任することを伝えたそうです。
もし彼が執行役会長に復帰できなければ、大株主として「メディア権取引や団体売却のサポートも承認もしない」と通告しており、一波乱ありそうな状況です。
Fightfulの取材によれば、団体内部はビンスの企てに「仰天」しており、その計画を誰も知らなかったとのこと。
当然、内部でも不明点が多く、制作スタッフたちの間では「悪いニュースか、もしくは自分の給料に関するニュースのように、その時が来るまで気にすることのないニュースだ」という意見で一致しているそうです。わからないことが多い段階で騒ぎたくないのかもしれません。
選手たちは「ビンスが現場に復帰するのかどうか」を気にしており、ある選手はこう語ったそうです。
オンラインでそういう話題を見つけるのは怖いよ。ビンスだし、俺は彼の言ってることを信用できない。今のマネジメントや他のすべてが何も変わらないことを願ってるけど、時間が経たないとわからない。
HHHが現場の責任者になった後のWWEは、ビンス時代にあった不安や不安定さが消えてなくなり、スタッフたちの士気も上がっていると報じられています。ビンスの復帰はネガティブな出来事になりそうです。
(Fightful, Cultaholic)
あわせて読みたい
メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)はAEWに移籍しない可能性が高い?長期的な契約はWWE復帰の妨げになるか
現地1月11日に放送されるAEW・Dynamiteでサラヤ(元WWEペイジ)とタッグを組む「ミステリーパートナー」は誰か?世界中のプロレスファンが、2022年にWWEから退団し、新...
【海外の反応】やっぱり来た!ビッグスター、メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)の新日本プロレス参戦を海外ファンはどう感じた?
以前から報道があった元WWEスーパースター、サーシャ・バンクスの新日本プロレス参戦。 「メルセデス・モネ」のリングネームで活動することになった2023年の彼女は、新日本やSTARD...