2022年にAEWへ入団し、事業開拓部門のディレクターに就任したジェフ・ジャレット。
TNAの創始者であり、WWEでも幹部として働いた経験を持つ彼は、AEWのバックステージにおいて非常に重要な存在です。
AEW入団直前まで、彼はWWEのライブイベント(ハウスショー)部門の責任者として働いていました。AEWが、現在は開催していないハウスショーを今後開催していくにあたって、彼はかなり強い影響力を持っていくでしょう。
クリス・ジェリコのPodcast番組「Talk is Jericho」にゲスト出演した彼は、現在の職務とAEWの新規市場開拓について語りました。
ライブイベントは俺が取り組んでいる仕事の1つで、AEWではハウスショーと呼ぶ。[…]ハウスショーってのは、テレビ放送されないイベントのことだ。
今、我々はテレビ放送されないイベントに取り組んでいる。かなり念入りにやりたいんだ。[…]俺たちはCマーケットやDマーケットと呼んでいるんだけど、率直に言えば、Dynamiteの収録が行われないようなマーケットを開拓したいと思ってるよ。
信じられないかもしれないけど、アメリカの外部では、WWEも AEWも同等だ。俺はカナダでの数字がほしくてね(2月にはジェリコとケニー・オメガの出身地であるカナダ・ウィニペグでDynamiteが開催される)。[…]国際的な市場は超エキサイティングだよ。
AEWはテレビ番組にフォーカスした団体運営をやってきたわけだけど、ブランドの強さをよく見てみるとね…俺が簡単にやった試算の正当評価では、同じ市場での活動を繰り返しているんだよ。パンデミックの時もそうだった。2023年は新しいマーケットを開拓していく。
ラレド(テキサス州)は評価が控えめな街だけど、いいところだ。エルパソ(テキサス州)もそうだな。お、AEWはシアトルに行くのか。あそこはメジャーなマーケットだぞ。
今後、AEWのショーは今以上に様々な都市で開催されていくことになりそうです。その先にはイギリスや日本への遠征も待っているはず。楽しみですね。