新日本プロレスのIWGP女子王座戦線へ参戦することになったメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)。
ビッグスターである彼女の参戦はブランドの海外戦略に大きな影響を与えるでしょう。しかし、新日本の親会社であるブシロードは、レッスルキングダム17登場後の彼女の言動に不満を持っているかもしれません。
レスリング・オブザーバーによれば、モネがセンダイガールズや東京女子プロレスの道場を訪れた時の写真をInstagramに投稿したり、レッスルキングダム17での記者会見で東京女子プロレスの山下美優の名前を出したことについて、ブシロードの上層部は「彼女は、STARDOMやIWGP女子王座よりもセンダイガールズや東京女子プロレスの宣伝をしている。日本では新日本かSTARDOMのプロモーションだけを行うべきだ」と考えているのだとか。
ちなみに、彼女は日本にいる間、STARDOMのイベントや道場には顔を出さなかったそうです。
日本のプロレス界では、個人的に他団体と積極的に交流し、そのことを公開するのを嫌う傾向が今もありますが、彼女はそのことを説明されていなかったのかもしれません。
彼女がセンダイガールズとの繋がりを持っているのは分かっていたことですし、いろんな団体の道場に行ってみたいと思う気持ちはよくわかります。ただ、「自分の職場の宣伝もしっかりしてね」と思われてしまうのもわかる…。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)
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