2019年4月にWWEを退団し、AEWとフルタイム契約したジョン・モクスリー(ディーン・アンブローズ)。彼は新日本プロレスにも参戦し、世界中のプロレスファンを喜ばせています。
モクスリーとAEWの契約内容について、Rajah.comが次のように報じています。
モクスリーはAEWと3年契約を結んでいるようです。これは他の主要レスラーと同じ数字です。しかし、モクスリーの特殊なところは、1年後にオプトアウトの権利(現在の契約を破棄できる権利)があること。つまり、モクスリーは2020年にもう一度所属先について熟考することができるのです。AEWが合わなければWWEに戻ることもできるし、新日本プロレスと契約を結ぶことだってできるでしょう。
また、モクスリーのWWE退団前の動きについても報じられています。「WWEはディーン・アンブローズが退団すると考えていなかった」ことは既に報じられている通りです。4月に団体を離れた後、長期の休暇を経て戻ってくると考えていた、という報道でした。Rajahによれば、実際、モクスリーはWWEから離れることを決意した時、ビンス・マクマホンとHHHに「体と心を癒やしてから戻ってくる」と語り、2020年に戻るつもりだと伝えていたそうです。WWEは、アンブローズが残留したときのための計画を練っていました。2020年のRoyal Rumbleで復帰するというものです。
しかし、アンブローズは「ジョン・モクスリー」としてAEWの旗揚げ興行”Double or Nothing”に登場し、クリス・ジェリコとケニー・オメガを襲撃しました。WWEはこの事を事前に知らされていませんでした。そのため、今後モクスリーに何が起きるのかは誰にも予想できない状態です。AEWは契約続行に自信を持っているでしょうし、WWEも動くでしょう。2019年のモクスリーは過去最高にホットな存在ですが、2020年はより注目を集めることになるかもしれません。