2022年2月にAEWを退団したコーディ・ローデスは、 AEW設立に欠かせない重要人物でした。
ヤング・バックスとの自主興行「All In」はAEW設立の基盤になりましたし、彼の優れた頭脳があったからこそ団体設立までの道を切り開くことができたのです。
副社長としての彼は切れ物として団体に貢献していました。ケニー・オメガやバックスとの不仲説が流れることもあり、トニー・カーン社長がクリエイティブを一任するようになってからは存在感が薄れたようにも見えましたが、彼の存在は唯一無二でした。
スワーブ・ストリックランドのPodcast番組に出演したケニーは、コーディの副社長時代を振り返り、彼が誰にも思い付かないアイデアを出していたことを明かしました。
ああいうことができたのは、彼がプロレスというビジネスに関わる中で得た知識があったからじゃないかな。生まれた時からプロレスが身近なところにあったし、父(レジェンドレスラーのダスティ・ローデス)からいろんなことを学んだんだろう。
彼は、俺たちに必要なことを理解していたんだと思う。団体に必要な物事をね。彼が「よし、医療チームはどうしようか?」と言ったから、みんなが「そうだそうだ、それも必要だね。ドクターがいなきゃな」と気付いた。そして、彼は「ドクターを見つけたよ。サンプソンって人だ」とか、「テレビ番組のプロデューサーは誰に頼もうか?規模の大きなプロレス番組の制作経験を持つ人がいいよね」とか、手を尽くしてくれた。
プロレス界全体のこと、プロレス界で働く人たちのことを考えてAEWの運営に関与していたコーディ。 WWEでは役職に就く気はないそうですが、またいつか…。
あわせて読みたい
【AEW】ケニー・オメガがSNSでの里歩ら女子プロレスラーへの誹謗中傷に怒り。「アメリカほど荒らしのひどい国はない」
AEWには多くの女性レスラーたちが在籍し、各々が独自の輝きを放っています。 しかし、SNS上では彼女たちへの誹謗中傷もあり、特に里歩ら日本の女子プロレスラーは言語の壁や体格の問題を...
【新日本プロレス】メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)が対戦したいSTARDOMレスラーを挙げる。「ジュリアン、AMZ…」
現地2月18日に開催された新日本プロレスのサンノゼ大会「Battle In The Valley」でKAIRIの持つIWGP女子王座に挑戦したメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)...