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ローマン・レインズは「完全復活」したわけではない
2018年10月、世界中のプロレスファンに衝撃が走りました。WWEの大スター、ローマン・レインズが、22歳ごろに患っていた白血病が再発したことを告白したのです。
あまりにもプッシュのされ方が酷いことから、会場のファンからブーイングを受けることも多かったレインズ。しかし、この一件を機にブーイングは(一応)一掃され、2019年のレッスルマニア35での復帰試合は大いに盛り上がりました。
しかし、彼は「完全復活」を果たしたわけではありません。Tom Colohueによれば、レインズは以前のようにフルタイムの契約を結んでいるわけではないとのこと。彼に負担をかけすぎないような形での出場が続いているようです。
自身のコンディションについて「かなり良い」とは言っているものの、以前のような形での活躍は期待できないかもしれません。
From a #WWE source:
"Roman still isn't back full time completely. He wanted to be back straight away but WWE are happy to have him protected in tag matches or short matches spread out and big media appearances."
— Tom Colohue (@Colohue) July 20, 2019
両足欠損のレフェリーがインパクト・レスリングでデビュー
2019年4月、ダスティン・トーマスという両足のないレスラーが話題を集めました。ジョーイ・ジャネラのプロデュース興行に出場したトーマスは、両足がないにもかかわらず機敏な動きを見せた上に619まで決めるという大活躍ぶり。無名のレスラーは一気に世界中に名前が知られるようになったのです。AEWの旗揚げ興行”Double or Nothing”にも出場したほどです。
プロレスの歴史上、両足のないレスラーは複数人確認されています。そのうちの1人がインパクト・レスリングでレフェリーとしてデビューすることになりました。キャメロン・アダムソンという男です。彼はCan-Am Wrestling Schoolというプロレススクールで訓練を積んでいた経験があります。
彼はカナダの公共放送局CBCからの取材を受けたことがあり、CBCは彼のトレーニング動画を公開しています。
両足欠損のレフェリーがこれまでに存在したかどうかはわかりません。しかし、かなりのチャレンジであることは間違いないでしょう。
(参考: PWMANIA)