新日本プロレスのジュース・ロビンソン。日本時間7月7日朝7時に開催されるG1開幕戦inダラスの記者会見に出席したジュースは、様々な質問を受けました。その中で、「不満を持っているレスラーたち」について、そしてROHとの関係についてコメントを求められたジュースは、こう述べています。
「不満を持っているレスラーたち」について
すべてのプロレスラーが理想的なキャリアを築き上げることができるわけではありません。
2019年、WWEから3人の男が退団しました。メインロースターでNXT時代のような活躍の場を与えられなかったタイ・デリンジャーは「ショーン・スピアーズ」というリングネームでAEWと契約し、弟子のような存在であるCodyに強烈なチェアショットを食らわせました。怪我や技の制限に泣かされたヒデオ・イタミはKENTAとして新日本プロレスのG1 CLIMAXにエントリー。そして、名実ともにビッグスターだったディーン・アンブローズは「ジョン・モクスリー」としてAEWと契約し、新日本プロレスにも参戦。KENTA同様にG1 CLIMAXにエントリーしています。
彼らはWWEの制限によって思い通りに活動することができませんでした。WWEには団体に不満を持っているレスラーが複数人いると噂されています。これは彼らに向けたコメントです。
出て行け。そこでプロレスをしちゃダメだ。もし良い時間を過ごせていないなら……プロレスは本来とても楽しいものだからさ。もし所属先の団体が満足に休ませてくれず、腹が立って夜も眠れないというのなら、そんな地獄からは去るべきだ。
「金を稼ぐことがすべて」という考えを持っているとか、ある程度稼がないといけないわけでもない限り……人それぞれだけどさ。俺は金がすべてってタイプじゃないから。楽しみたいからやっているんだ。活動に不満を持っているなら、そこから去るべきだよ。みんなもつい最近誰かのそんな姿を見ただろ?「おいおい、なんで俺がこんな事を?なんでイラつかなきゃいけないんだ?」そう思ったら即退団だ。やりたいことをやりなよ。
ROHとの関係について
今年、ROHで”Lifeblood”というユニットを結成したジュース。ROHでの継続的な活動が予想されていたものの、ジュースは今後ROHに出場する予定がありません。
このことについて、次のようにコメントしています。
もう二度とROHに出ないとは一言も言ってないよ。またリングに上がるさ。でも、いつになるかはわからない。
新日本の日程が続いていく限り、忙しくなる一方だよ。俺の体は1つだけだ。でも、ROHにはまた出るよ。
ユニットを作ってそのまま放置というわけにはいきませんからね。ROHでの今後の活動にも注目です。ところで、Lifebloodのメンバーでもある盟友デビッド・フィンレーは今どこに?
(411MANIA)