WWEとサウジアラビアの関係には常に賛否両論があります。
両者のビジネスは大金が動く大規模なもので、WWEが受け取る恩恵は無視できないものです。しかし、サウジアラビアという国が抱える問題がWWEのクリエイティブに直接的な影響を与えることが問題視されており、シリア系のサミ・ゼインはサウジ大会に出場しませんし、女性選手たちの活動は制限されてしまいます。
シニア・バイス・プレジデントのロード・ドッグは、サウジアラビアとのビジネスについてPodcast番組で持論を語りました。
でかいビジネスであるのと同時に、しっかりしたビジネスでもあるんだ。関係者全員にとって抜け目ないものだよ。物議を醸すことなんて知らん。そういう話をしてるわけじゃないしな。俺たちは向こうでショーをやって、人々に笑顔を届ける。
向こうの人たちを怒らせるようなことはしたくない。全員だろうが一部だろうが、怒らせたくない。そこで楽しい時間を過ごしたいなら、クリエイティブを曲げないとな。
WWEとサウジアラビアの関係は今後も続きます。賛否両論の中からポジティブさを生み出し続けることはできるでしょうか?
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