Bloodlineとサミ・ゼインのストーリーはWWEの大ヒット商品になりました。
近年、これほどの注目と称賛を集めたプロレスのストーリーは探すのが大変でしょう。優れたストーリーラインには「アカデミー賞を受賞するべきだ」という意見もありましたし、ゼインの才能や、Bloodlineというユニットのストーリー性の高さの再評価にも繋がりました。団体だけではなく、ストーリーに参加した選手たちにも大きなメリットをもたらした、最高品質の商品です。
Inside The Ropesによるインタビューに応じたサミは、Bloodlineのストーリーへの関与が終わったという認識を語りました。
俺のキャリアは幸運だよ。Bloodlineとのストーリーへたどり着いた俺はキャリア21年のベテランだが、これまでにやってきた素晴らしい仕事と同じだけ、これからももっと素晴らしいことをやれるから。
Bloodlineとのストーリーで、俺は今まで以上に素晴らしいことができた。まあ、これが俺の記憶に残る唯一の仕事になるかどうかはわからないけどね。何が記憶に残るのか、なぜ記憶に残るのか…それは俺にもわからないし。でも、何年も後に懐かしく思い出されるようなことであれば、それ以上に望むことなんてないよ。素晴らしいことだ。本当に楽しかった。
なんとかして笑いを抑えようとしたり、画面上のパフォーマーたちの間で明らかに化学反応が起きたりしてさ。奇跡みたいなものだと思ってる。この作品を作るために、様々な要素が完璧に揃ったのさ。いろんな物事の積み重なりが、ちょっと特別な感じがするものを生み出した。
だから、再現するのは難しいよ。多かれ少なかれ、俺の役割は終わった。あんなことを実現できて嬉しく思っているし、それ以上言うことはない。ただ、みんなが楽しんでくれて、懐かしく思い出してくれたらいいなと思ってる。
このインタビューの後、サウジアラビア大会Night of Championsでサミとケビン・オーエンズの持つタッグ王座にローマン・レインズ & ソロ・シコア組が挑戦することが発表されました。今後もBloodlineとの関わりは続くでしょう。
(Fightful)