スポンサーリンク

【WWE】ポール・ヘイマンが「ローマン・レインズと組んだのはビンス・マクマホンの判断。3人の選択肢のうち、彼だけが残った」

インタビュー

2020年、RAWのエグゼクティブ・ディレクターを務めていたポール・ヘイマンは役職から解任されました。

若者から支持されるハイフライヤーや、重量級ではない選手たちに活躍の機会を与え、ファンから手腕を評価されていたヘイマン。しかし、クリエイティブの現場から去ることになり、再びテレビ番組の出演者としてのチャンスが与えられることになりました。彼が組むのにふさわしい相手は何名かいましたが、結局はローマン・レインズと組むことになり、その後の彼の活動を支え続けています。

出演したPodcast番組の中で、彼はレインズと組むことになったきっかけや、ビンス・マクマホンからの連絡について次のように語りました。

2020年6月、ビンスは俺をエグゼクティブ・ディレクターから解任した。契約は何ヶ月も残っていると思ってて、それを全うしようと思っていたし、契約が満了してからどうなるかを考えようと思っていたんだけどね。俺の契約書には、「WWEが俺と誰を組ませるか」という点について、限られた選択肢しかなかった。俺はブロック・レスナーの擁護者として名声を得た男なわけだから、他の誰かと組んで即座にスターにさせるか、俺の魅力を薄めた後で誰かを裏切るか、だね。契約は残りわずかだったしな。

数少ない候補の中にいたのがローマン・レインズだった。他には、レスナーとロンダ・ラウジーがいたね。ラウジーは出産のタイミングだったし、サウジアラビアへの遠征が不可能な時期だったから、レスナーの復帰も無理だった。だから、選択肢として残ったのがローマン・レインズだったんだ。

8月の半ばにビンスから連絡があって、「君をテレビに戻すよ」と言われた。「ああ、そうなのか」って思ったね。彼は俺をコメンテーターにするつもりだった。(ヘイマンとの人間関係に浮き沈みがあることで知られる)ジム・ロスはもういなかった。2020年にコメンテーターをやる上で、どうしたら破壊的な存在になれるんだ?どうすれば進化的になれる?どうすれば、コメンテーターという役割を再定義できるんだろう。テンプレ通りの仕事をするのは嫌で、これまでとは違うコメンテーター像を定義したかったんだ。

それで、ビンスに「わかった。何をどうしたらいいんだ?」と聞いたら、「ある人と組ませる」と言われてね。「彼は俺の契約状況を知ってるのか?」と思ったよ。「うーんと、分かってると思うけど、選択肢は限られるよ」と伝えた。俺は、ビンス・マクマホンと衝突しそうな微妙な状況に、つま先立ちで突入しようとしていたわけだな。

ロンダは妊娠している。ブロックはパンデミックの中では戻ってこないだろう。俺とローマンを組ませることもないだろう……と思っていたら、ビンスは「ポール・ヘイマンとローマン・レインズを組ませるのを考えている」だとさ。「なんてこった。引き金を引くつもりなのか」って思った。彼は、ジョン・シナの時は絶対に引き金を引かなかった。シナがダークサイドに来るのは決して許さなかっただろう。

(WrestlingNews.co)

あわせて読みたい

【AEW】ケニー・オメガ「プロレス以外のスポーツでも、プロレスに応用できそうなものは懸命に取り組んだ。常にプロレスラーになりたかった」
プロレスラーの多くは、レスラーとしてデビューする前に何らかのスポーツを経験していることがほとんどです。 アマレスの猛者だったりダンサーだったりと、そのバックグラウンドは様々。ケニー...
【WWE】バロン・コービンとムスタファ・アリのNXT参戦で、WWEは「複数の相乗効果」を狙っている?
先日放送されたNXTに登場してファンを驚かせたバロン・コービンとムスタファ・アリ。 二人は2023年のドラフトでフリーエージェントとなり、どの番組にも出場可能になりました。この立場...

ランキング参加中。

人気ブログランキング

にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました