2022年に第1回大会が行われたAEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Door。
新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことや、新日本の元社長ハロルド・ジョージ・メイ氏が退任したことにより、両団体の間にあった「禁断の壁」は一気に崩壊へ進みました。現在では良好な関係を築き、それぞれの団体でレスラーが行き来するようになっています。
Forbidden Doorは両団体の友好関係を象徴するようなイベントで、第1回大会ではウィル・オスプレイ VS オレンジ・キャシディという名勝負のほか、ジョン・モクスリー VS 棚橋弘至などのドリームマッチも実現しました。現地6月25日にカナダ・トロントで開催される第2回大会では、オカダ・カズチカ VS ブライアン・ダニエルソンとオスプレイ VS ケニー・オメガという、世界中のファンが熱狂すること間違いなしのカードが発表されています。
新日本の海外戦略において非常に重要な役割を果たしているロッキー・ロメロは、出演したPodcast番組の中でForbidden Door開催までの経緯や彼の役割、そしてこのイベントの将来的な展望を語りました。
すべては、俺がトニー・カーン(AEW社長)に送ったテキストメッセージから始まったんだ。あれは移動中だったかな。「なあ、俺たちで何かできたらクールだよな。一緒に取り組んだら成功するかもしれないぞ。スーパーショーみたいなことはできないかな?」って彼に送ったんだよ。そしたら、向こうから「ああ、ぜひやりたいね」というメッセージと、試合とかのアイデアをすぐに送ってくれたんだ。
ロッキーは、このやり取りで「コラボは実現可能だ」と感じ、新日本のオフィスに対してアイデアを売り込んだそうです。
彼らが素晴らしいアイデアを持っていたのは明らかだった。で、みんなで考えて、「よし、これならできそうだ。調整してみようか。弁護士も交えて一緒にやってみよう」という話になった。そして…第1回大会は大成功し、こうして第2回の準備をしているのさ。
まださきのはなしだけど、第3回も絶対にあると思う。成功が続き、みんなが見たいと思うようなカードがあり、2つの団体のコラボレーションが続く限りね。金になるし。