2019年に旗揚げしたAEWの生え抜きヒールユニットとしてスタートしたDark Order。
イービル・ウーノとスチュ・グレイソンのタッグチーム「Super Smash Brothers」を前身とするこのユニットは、2020年3月『The Exalted One』ブロディ・リーが加入したことで大きく勢いづきました。
しかし、ロースターの拡大やリーの死など、さまざまな要因もあって以前ほどの勢いは失われてしまいました。ハングマン・ペイジとのストーリーはこれからも続いていきそうですが、かつての勢いを取り戻すのは大変です。
2022年にAEWから退団した元メンバーのアラン・エンジェルスは、Podcast番組Busted Open Radioに出演した際、Dark Orderの低迷とベビーフェイスターンについて、次のように語りました。
落ち目になったとは言いたくない。Dark Orderのみんなは本当に才能に溢れているからね。ブロディ・リーの死は本当に痛かった。
俺たちはグループとして勢いに乗っていたし、ブロディ・リーをリーダーとしてメインイベントに出場したり、タイトルを争っていた。クールなことをやっていたよ。でも、彼が亡くなってしまったことで……メインイベンターがいなくなってしまっただけでなく、ベビーフェイスへの転向を余儀なくされてしまったんだ。
(ヒールターンについて)あれはちょっと痛かった。当時の団体には、もっとヒールが必要だったと思うよ。元々ベビーフェイスがたくさんいたのに、俺たちまでベビーフェイスたちの一員になってしまった。
Being The Eliteでの寸劇とか、コメディもたくさんやっていたんだけど、それは素晴らしいことだったと思うよ。BTEでコメディを演じるのは大好きだった。でも、プロレス番組での出番、カードという点では、立ち位置ははっきりしていなかったんだ。
Dark Orderのみんなは本当に才能に満ち溢れているし、彼らが番組に出ている時は今も見てる。やりたいことをやっている姿を見ることができて、本当に嬉しく思うよ。