若くして様々な経験を積んできたリオ・ラッシュ。プロレス界から離れる決断を下したこともある彼にとって、休息を取ることは本当に重要です。
WWEのメインロースターとして活躍していた時にバックステージでヒートを買い、AEWデビュー戦での大怪我で長期離脱を強いられ、家族のことを考えてプロレスラーを引退することを発表し、復帰して新日本プロレスに参戦し……。28歳のりお・ラッシュはタフな出来事をいくつも経験し、現在に至ります。先日、彼はインパクト・レスリングのSlammiversaryに参戦し、クリス・セイビンとのXディビジョン王座戦に勝利して久々にシングルタイトルを獲得しました。
最近の彼の活動は充実しており、彼自身も楽しみながらプロレスをしています。10年近いキャリアの中で何度も肉体的・精神的な困難に直面してきた彼は、日々の活動においてどのような点に気を配っているのでしょうか?
最新のインタビューの中で、彼は「プロレスラーが休息を取ること」の重要性を語りました。短期間でも長期間でも、リングから離れる時間を作るのは大事…というのが、彼の哲学です。
プロレスラーにとって、オフシーズンは本当に重要なんだよ。いくら強調しても足りないくらいだ。プロレス界はストレスフルで、とてもダークだ。プロレスファンのみんなは、そのことをあまり考えていないと思う。ファンやプロレス業界全体からの同調圧力が、プロレスラーに努力の継続を強制しているような気がするんだ。何か違うことが起こるんじゃないか、という気がしてさ。
燃え尽きれば、燃え尽きる。もう何も考えられないなら、何も考えられない。誰にでも、離れる時間が必要だ。リセットして、休まなければならない。精神的、感情的、肉体的な旅と休息が必要なんだよ。たとえ1週間でも、6〜8週間でもいい。必要だと思うならね。俺はそうしてきた。必ずしも意図的に休んだわけじゃないけどね。怪我をして、手術を受けた後で長く休んだりしたこともある。
プロレスラーとしての活動から離れるのはとても重要なだと思う。だから、休息を取ることのできる時間が見つかったら、今の活動がスムーズに進んでいて、全体的に良い道を歩んでいると感じていても、少し休みたいな、と思うなら、休んでほしい。過度に疲労したり、消耗するところまで自分を追い込む必要はないんだ。