レッスルマニア42のチケット売上が振るわない状況の中、ベテランレスラーのマット・ハーディーがその原因を分析しました。
2025年と同じくラスベガス開催となる同大会のチケット売上は、前年の同時期と比べ1万枚程度遅れていると報じられています。最終的に完売になる可能性は十分にあるものの、ペースの遅さは気になるところ。その原因として、アメリカ国外のファンがトランプ政権下のアメリカを警戒していることや、インフレとWWEのチケット価格高騰による観戦ハードルの高さなどが指摘されています。
一方、マットは「2年連続のラスベガス開催は厳しい」と、異なる見解を自身のPodcast番組で述べています。現在のアメリカの経済状況を考慮すると、開催地が変わらないことは大きな課題の原因になりうる…という指摘です。
今のアメリカは、チケットを売るのが難しい状況でもあるね。去年のベガスはすごく良くて、記録的な数字を出したから、もう一度ベガスでやろう…という話になったんだろう。
でも、同じ市場に2年連続で乗り込むのは厳しいよ。それにチケットは高額だし、パンデミック以降、経済的にはみんなジェットコースターみたいな浮き沈みを経験しているわけだから。エンターテインメントのチケットにそれだけの大金を使うのを正当化するのは難しいよね。レッスルマニアを観戦することは、生きていくために毎日絶対に必要というものではないからさ。だから、なかなか売れないんだ。
でも、WWEは自信を持っているんだろうし、レッスルマニア42を迎える頃には、彼らの判断が正しかったかどうかがわかるだろうな。
マットは、別の主要都市に開催地を移していれば、ファンの間にさらなる興奮と切迫感が生まれていたはずだとし、この状況をTNAの現在の戦略と比較し、ある会場での初日は完売することが多いものの、同じ会場で2日連続、あるいは短期間で連続して完売させるのは常に困難なことだ…とも指摘しています。
どうしても行きたい熱狂的なプロレスファンもいれば、カジュアルなファンもいる。WWEが大好きで、「子供の頃の思い出だ」「ストーリーが好き」「キャラクターが好き」って理由で、WWEのスペクタクルや魅力、華やかさを楽しみたいと思っているカジュアルなファンたちもいるんだ。
彼らはこう思うだろう。「去年はレッスルマニアを見に行ったけど、かなり高くてちょっと財布に響いたな。今年は行けるかわからないから、テレビで観るだけにしようかな」ってね。厳しいよ。2年連続っていうのはさ。もし別の地域、別の主要都市に行けば、みんなすごく興奮して、多少チケットが高くても飛びついて買うはずだ。だから、これはなかなか厄介な問題だと思う。2年連続で同じアリーナで興行を打つのは難しいんだよ。
俺たちがTNAでやっているやり方も同じようなもので、この方式はうまく機能しているんだ。みんなが集まるし、移動費も節約できるからね。ナッシュビルのピナクルでやった初日は完売した。本当に素晴らしかったよ。2日目も悪くなかった。でもやっぱり、同じ会場を2日連続で完売させるのは大変なんだよ。
レッスルマニア42ともなれば、200人規模の会場の話じゃない。何万人という膨大な数の話をしているわけで……今の経済状況を考えると、本当に厳しいよね。
(WrestlingNews.co)
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