UFCの親会社エンデバー社によるWWE買収は、多くの人々に影響を与えることになります。WWEとUFCが合併して生まれる新会社TKOで、現在のWWEでの地位を継続できるかどうかはわかりません。
TKOの上層部は、WWE側とエンデバー(UFC)側からメンバーを出し合う形で構成されることになります。取締役会に参加できる重役の席は減ることになるため、人によっては降格になることも。
先日TKOが米証券取引委員会に提出した法定書類に記載されているWWE側の取締役は、ビンス・マクマホンやニック・カーン現CEOら4名。残りの席は1つあるものの、現取締役でクリエイティブの責任者であるHHHの名前がありません。
Fightfulによれば、HHHがTKOの取締役に就任することはないとのこと。これが新会社における彼の立ち位置にどの程度影響するかはわかりませんが、エンデバー側はビンスの手腕を非常に高く評価していると報じられています。
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何にせよ、合併後のことは現時点でわからないことだらけ。77歳のビンスは脊椎の大手術を受けて休養中で、合併後にどの程度働けるかもわかりません。
(Fightful)
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