プロレスは単なるコンバット・スポーツではなく、様々な要素が複雑に入り乱れたエンターテインメントです。特にアメリカではエンタメ色が強く、その演技性の高さから多くの俳優を生み出してきました。
近年の代表的な例で言えば、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)やバティスタ、ジョン・シナがハリウッドに欠かせない存在として活躍中。ローマン・レインズにも将来的な俳優転向プランがあり、セス・ロリンズも興味を持っていることを明かしています。
そして、2022年にBloodlineのストーリーで大ブレイクし、その才能が再注目されることになったサミ・ゼインも、俳優業に興味を持っている選手の1人です。最新のインタビューの中で、彼はBloodlineのストーリーが演じることへの興味をかき立てたことを明かしました。
あのストーリーの深さと感情の幅広さで、演技の幅を少し広げることができた。本当に演技に魅了されたんだ。「演技って最高だな、大好きだ」って感じでさ。俺は演技の要素が強いプロレスが大好きなんだ。実際、俳優をやってみたいと思ってるよ。Bloodlineとの関わりが、扉を少し開けてくれたような感じだね。間違いなく興味はあるよ。
もし、純粋に演技を追求することに興味があるなら、活躍の舞台はハリウッドに限られない。地元の劇場で演じることもできるし、その方が興味をそそられるな…と思う部分もあるんだ。
純粋に演技を学ぶことに興味があるのか、それとも、WWEでの人気を利用して、自分が好きなショーをやってみたいという自己中心的なことへの興味なのか…わからないけどね。
才能を活かすことのできる場所があるならそこに行くべきですし、彼が映画のスクリーンや劇場の舞台で活躍する姿も見てみたいです。来年40歳になる彼の今後はどうなるのでしょうか?
(WrestlingNews.co)