2014年にWWEを退団したCMパンク。2005年からWWEでの活動を開始した彼は、紆余曲折を経てトップスターの1人となり、大活躍を見せていました。しかし、彼がロッカールームで良好な人間関係を築いていたかどうかといえば、そうではないでしょう。
先日、AEWはパンクを解雇しました。2021年にAEWで約7年ぶりにプロレス界へ復帰した彼は、トップスターとして活躍の機会を与えられる一方、バックステージでのトラブルが度々報じられていました。現地8月27日に開催された8万人規模のイギリス大会All Inでは、バックステージでジャック・ペリーと喧嘩し、これが原因で解雇されたのです。
彼にふさわしい規模の団体は、今やWWEしかありません。しかし、彼がWWEに戻れるかどうかはかなり微妙です。
Fightfulによれば、パンクとWWEトップスターたちの関係は今も非常に悪いとのこと。
2023年4月、彼はWWE・RAWのバックステージをアポなしで訪問し、HHHやザ・ミズらとコミュニケーションを取りました。最終的には「WWEの関係者ではない」という理由で退場を命じられましたが、あのパンクがWWEを訪ねに行ったことは大きな話題になりました。ただし、ここで人間関係が修復に至ったわけではないようです。
また、Bodyslam.netによれば、2022年3月にウィリアム・リーガルがAEWへ初登場した際、彼とパンクの間でトラブルが起きていたそうです。パンクはリーガル卿に面と向かって「好きじゃない。信頼してない」と言い放ち、「HHHの手先だっただろ」と伝えたとのこと。パンクとHHHの関係もまた複雑です。
AEWとパンクがどのような契約を結んでいたかは不明で、退団後の競業回避義務が設定されているのかどうか、プロレスラーを続けるとしてもいつ他団体に参戦できるのかはわかりません。しかし、過去の問題、そして今回の解雇劇を踏まえれば、WWEへ復帰する可能性はかなり低そうです。
(Fightful, Cultaholic)