AEWのロッカールームで、ブライアン・ダニエルソンは下ネタを多用して場を和ませようとしています。得意なのは「萎えたペニス」ネタ。これについて、女性レフェリーのオーブリー・エドワーズは「彼はダルンダルンのナニについてよく話してるよ。すごく面白いし、大好きだね」と好意的に受け止めています。
先日開催されたファンイベントStarrcastで行われたパワーハウス・ホブス主催のトークセッションに参加したブライアンは、なぜ頻繁に「萎えたペニス」の話をするのかと質問されました。
ホブス:基本的なところから話を始めようか。なんでそんな話をするようになったの?
ブライアン:何の話だよ?萎えたペニスの話?俺たちが生まれた時のペニスはフニャフニャじゃないか。そうじゃない人なんていないよ。
オースティン・ガン:俺は生まれたときからガチガチだったけどね。
ブライアン:萎えたペニスの話がどこから出てきたかって言われたら、そりゃ面白いからだよ。男たちの文化では、セックスだのペニスのサイズだの、そういう話をするものだろ。ロッカールームの中だけでするようなものだけど。俺は、ペニスのおもしろポイントはそこじゃないと思うんだ。
面白いのは萎えたペニスだよ。でも、誰もそのことを話したがらない。めっちゃ面白いじゃん。俺はマペット・ショーを見て育ったんだけど、ゴンゾの鼻もそういう感じだよね。
ホブス:俺も変だと思ってた。青いペニスだよね。
ブライアン:その隣に巨大な目玉があるようなキャラだよね。
WWEにいた時は、ペニスの話はあんまりしなかったんだよ。でも、AEWに移籍してきたら、みんなから「こんにちは。よろしくお願いします」とたくさん言われた。そんなことを言われるためにここに来たわけじゃないんだよ。
俺は、AEWの力になるため、楽しい試合をするためにAEWへやってきた。キャリアも終盤に差し掛かってきたし、楽しみたかったんだ。若手と一緒に楽しみたいのさ。パーティーを満喫するというよりは、会話やユニークな感じを楽しみたい。それって最高だろ?
一時的に引退に追い込まれたことがあるレスラーは、ロッカールームでの会話が恋しくなるものなんだ。みんなが「こんにちは、サー」と言ってくるようなロッカールームは嫌だ。
例えば、リー・モリアーティは礼儀正しくて、人間としてもレスラーとしても素晴らしい。彼は「ハロー、サー。よろしくお願いします」と言ってくるタイプの人だった。でも、今は「おいおい、ブライアンはまた萎えたペニスの話をしてんのかよ?」と言ってる。
ホブス:心を開いたんだな。
ブライアン:「そんな話やめなよ」と言われるけどね。でも、萎えペニのおかげで、俺たちは本当の会話ができるようになった。下ネタはお互いを知るためのツールだよ。「先生のように接しなきゃ」なんて考えで人付き合いをする必要はない。楽しめばいいのさ。まあ、最近は萎えたペニスの話はしてないけどね。
ホブス:なんで?
ブライアン:みんなとのつながりを確立できたし、俺が萎えペニの話をするのにふさわしくないかもしれない役割(Collisionのクリエイティブ・チームでの仕事)を俺に与えてくれているしね。
萎えたペニスの話は男性若手レスラーと話をするためのものだ。ロッカールームの外にいる女性たちに話すことじゃない。男たちのためのネタなんだ。ペニスの話はやめられない。突然、女性たちとこういう話をするようになった。時には、仕事にふさわしくない話題に踏み込むことにもなる。俺は成し遂げるべきことを成し遂げた。腕を骨折して離脱した後、「ロッカールームに萎えたペニスの話が不足してるよ」というメールを何度ももらったよ。
ベテランなりに若手たちと打ち解ける方法を模索した結果、見つけたのがこの話題だったんですね。