プロレス界最大のスターの1人であるブライアン・ダニエルソン。試合やプロモなど、リング上での仕事が素晴らしいのはもちろん、クリエイティブ方面での能力も高く評価されています。
トニー・カーン社長はブライアンの手腕を高く評価し、彼をCollisionのクリエイティブ・チームで働かせています。クリエイティブへの関与は、団体で働く時間が長くなることを意味します。
これは、ブライアンにとって喜ばしいことであり、同時につらいことでもあります。妻ブリー・ベラとの間には2人の子どもがおり、家族とともに過ごす時間も彼にとっては大切なものなのです。
PPV「ALL OUT」終了後の記者会見の中で、彼は家庭とプロレスを両立することの難しさを語りました。
難しい問題だよね。俺はクリエイティブな側面で働くのが大好きだけど、家族と一緒にいるのも好きだから。ショーに行くということは、家族から離れることを意味するんだ。
娘が俺にこんな事を言う。「パパ、私が7歳になったらプロレスを辞めるんだよね?毎日家にいるんだよね?」って。断るのは難しいだろ?
かつての彼にとって、プロレスは人生で最も大切なことでした。しかし、2人の子どもの父となった今、プロレスのことだけを考えて生活するわけには生きません。
考えるべきことはたくさんある。単なるノーは言わない。「人生で意味のあるもの、重要だと思うものを最優先にしながら、どのようにこれを機能させるか」ということだ。
俺たちBlackpool Combat Clubはチームでもあり、本物の友人でもある。ストーリーであれ現実であれ、ステップアップすることを真剣に受け止めている。その最もいい例がジョン・モクスリーだね。彼は、俺たちが彼を必要としている時ならいつでも前に出てきてくれる。これは、俺たちの生き方の1つだね。
トニー・カーン社長は、スケジュールのことも考えると、ブライアンは土曜夜に放送されるCollisionで働く方が都合がいいかもしれない、と語りました。今後はDynamiteよりもCollisionに出演する機会が増えるかもしれません。
(Wrestling Inc)