AEW・ All Inのバックステージで起きたCMパンクとジャック・ペリーの喧嘩。
ショーの振興を監督するゴリラポジション付近で揉め事が起き、無関係のスタッフたちが巻き込まれそうになってしまったことを重く見たAEWは、パンクを解雇、ペリーに無期限出場停止処分を課しました。
パンクがAEWのバックステージで喧嘩したのは、2022年9月のThe Eliteとの騒動以来2回目。トラブルメーカーぶりは昔と変わらず、残念な結末を迎えました。
All Inに先駆けてペリーとDynamiteで対戦したレジェンドレスラーのロブ・ヴァン・ダムは、プロレス団体のロッカールームでレスラー同士がトラブルを起こすことについて、次のように語っています。
喧嘩は起こる。でも、本来はそれほど大きな問題ではない。
試合で戦うファイターたちが記者の前で体重測定し、記念撮影する場で手を出してしまうのはよくあることだ。そういうことが起こらないためには厳格なルールを定める必要があるんだ。
でも、プロレスはちょっと事情が違う。勝ち負けとか、あらゆるアドバンテージを得られるような最良のコンディションを維持しているわけじゃないんだ。レスラーは、ファイターたちと同じようになっていない。
だから、レスラーたちがちょっと衝突するようなことがあれば、プロモーターはできるだけ早くその2人を同じリングに入れる。ECWで、ポール・ヘイマンが俺とタズに対してやったことだ。
常にそういうものだよ。一緒に働くことで問題を解決することができるんだ。あの喧嘩が大ごとになってるのは驚きだね。サッカーと同じような見方をするなら…まあいいけどな。
プロレスに関して言えば、もし団体に何百万ドルも投資しているボスなら、問題を放置するべきではないね。問題を起こしているレスラーたちも投資先になってるなら、なおさらだ。投資先を守るには適切な対応や管理が必要なんだよ。
(WrestlingNews.co)