All Inのバックステージで起こしたジャック・ペリーとの喧嘩によりAEWから解雇されたCMパンク。
2022年9月のThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)との大喧嘩に続き2年連続で大きなトラブルを起こした彼は、 もはや AEWに居場所がなくなってしまいました。
今回の喧嘩に至る前に、幻に終わった The Eliteとの「問題解消のための会合」や、 All In開催地のイギリスの空港に降り立った彼をAEW関係者が迎えに来なかったという出来事が彼のフラストレーションを溜めていたと見られています。ペリーの挑発に大人の対応を取るような余裕はなかったのかもしれません。
トニー・カーン社長は、 Collision最新回でパンクの解雇を発表した際、「生命の危険を感じた」と発言しました。一部では、これはパンクとペリーの喧嘩を至近距離で目撃したからではなく、目撃者のいないところでトニーがパンクとトラブルになったことを指しているのではないか、とされています。
パンクの解雇が発表される前、WWE殿堂入りレスラーのケビン・ナッシュは自身のPodcast番組の中で今回の出来事について語り、パンクが抱えるメンタル面の問題を批判しました。
本気で言うぞ。起きたことの全体を考えると、パンクには真剣な助けが必要だと思う。メンタルヘルスのサポートが必要だ。何百ドルもの損失が生まれるかもしれない状況で破壊的な衝動を抑えきれず、プッシュプッシュプッシュしたわけだからな。
AEWは彼を解雇するべきだ。俺なら、あんな行為に及ぶ奴がロッカールームにいたら、「あいつがあんなことをやってもなんとかなるなら、俺もやろうかな」と思うね。
トニー・カーンは、緊張を和らげられる誰かを呼ぶ必要がある。彼にも誰かの助けが必要だよ。ビンス・マクマホンなら、あんなことを絶対許さない。
(トニーとパンクがトラブルを起こしていた可能性について)パンクはトニーに対して失礼だよ。あれじゃパンクがいじめっ子みたいじゃないか。トニーは喧嘩するような性格の人間じゃないんだから。彼もわかってたはずだ。
(WrestlingNews.co)