心臓発作で急死したブレイ・ワイアットはロッカールームで愛される人物でした。WWEだけでなく、世界中のプロレスラーたちが彼の死を悼んでいます。
彼の葬儀は現地9月6日に行われ、WWEやAEWから多くのプロレス関係者が参列しました。その1人であるAEWのベテランレスラー、マット・ハーディーは、WWE時代にワイアットと非常に近い立場で一緒に働いたことがあり、深い悲しみに暮れました。
その分、AEWのトニー・カーン社長が葬儀に参列したAEWロースターたちのためにしてくれたサポートへの感謝も大きいようです。自身のPodcast番組の中で、彼はトニーのサポートを語りました。
トニー・カーンに大きな感謝を。彼はみんなのことを本当によく世話してくれた。プライベートジェットを手配してくれたんだよ。葬儀に参加したAEWのレスラーたちを、Dynamiteの収録地インディアナポリスへ運んでくれたんだ。
本当に、本当に感謝しているよ。彼がどれほど素晴らしい人物なのかをあらためて示してくれた。葬儀に参列したいと思っているすべての人が参列できるように、本当にうまくやってくれたよ。
葬儀には、WWEの全員はもちろん、AEWからも参列者がいた。全員が1つの部屋に集まり、お互いに挨拶を交わすのを見て驚いたよ。そういう状況でみんなが再会することになるなんて、とても悲しかった。
彼の友人だけではなく、一緒に働いた人たちも、彼のことをとても愛していた。そのことを彼に知ってもらう重要な機会だったね。彼は俺のタッグパートナーでもあり、彼のことは本当に好きだった。彼が亡くなり、彼をたたえ、彼の人生を祝うための葬儀に俺も参加したんだ、ということを、彼に知ってもらえたな。
トニー・カーンは大富豪カーン一族の青年で、莫大な資金をもとにAEWを運営してきました。部下たちがブレイ・ワイアットというレスラーの葬儀に参加できるようにと、彼にできる最大限のことをした、ということですね。