プロレスラーのバックグラウンドはかなり多様性があります。WWEスーパースターのバロン・コービンは元アメフト選手、元アマチュアボクサーです。
2012年にWWE行きを決断した彼ですが、この時に違う決断をしていれば、もしかしたら他のスポーツで選手として活躍していたかもしれません。しかも、最終的にはWWEと非常に近い関係になる団体で。
最新のインタビューで、彼はアメフト引退後の進路としてWWEとUFCの間で思い悩む日々があったことを振り返りました。彼はケン・シャムロックが経営するジムでMMAを学んでいたこともあり、この2団体が現実的な選択肢になっていたようです。
(2005年から放送が始まった、UFCでの活躍を目指す選手たちを題材にしたリアリティ番組)Ultimate Fighterが始まった頃に、出場しようと思ったことがあったんだ。ラシャド・エヴァンスたちと一緒にね。
でも、俺はアメフトの奨学金をもらって大学に通っていたから、実現しなかった。
WWEとUFCのどちらに行くかを考えていたときに話に乗ってくれた人が彼とWWEを繋ぎ、現在の活動につながっているのだそうです。
それがポイントなんだ。オクタゴンで戦うか、WWEのリングに上がるかのどっちかだった。そして、最初にチャンスがあったのかWWEだったのさ。そして今がある。
彼がWWEと契約してから11年後、WWEはUFCの親会社エンデバーに買収されました。
(Fightful)
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