AEW・WrestleDreamにサプライズ登場し、AEWへ移籍したアダム・コープランド(エッジ)。
WWEでスーパースターとして活躍した彼は、まもなく50歳になるキャリアの終盤で活躍の場を新天地へ求めました。WWEよりも精力的に、自由に活動したいという意志があったようです。
最新のインタビューの中で、彼はAEW移籍に向けた準備や今後のキャリア、そして移籍の決断に盟友クリスチャンの存在が大きかったことを明かしました。
もしクリスチャンと一緒にキャリアを終えられるなら…それが夢だね。娘たちと「さて、お父さんは何をするべきなんだろう?」って聞いてみた。そして、シナリオのいくつかを説明したんだ。2人ともこういってくれた。「ジェイおじさん(クリスチャン)と一緒に楽しんできて」って。
他の場所でも楽しんでいないわけじゃないけど、俺が一番楽しめるのは、40年来の親友と一緒にいるときだと、娘たちは知ってるんだ。
WWEとの契約は9月21日に満了した。そこからの準備は本当にスピーディだったよ。(入場曲Metalingusを作曲したバンド)と一緒にやったり、入場曲を手にしたり、いろんなことを考える必要があった。準備期間は9日とか10日くらいしかなかった。すぐには分からなかったけど、AEWは俺が行きたい場所だと思ったね。
本当に、ジェイと一緒に働くことが俺のやりたいことで、それが理想的な世界ではどうやって実現できるんだろうと考えた。ベス(妻ベス・フェニックス)に「理想的な世界は何?」と聞かれ、俺は「俺の理想的な世界は、ジェイと一緒にキャリアを終えることだ」と答えた。だから、その世界が現実のものになる可能性があるように見えた。そのチャンスを見逃すのは難しいよ。
WWEでは、俺に対する明確な計画がないような感じがした。何をすればいいのか、他に何ができるのか。そして、25年間、俺はWWEで文字通りすべてをやってきた。だから、これからWWEで何ができるんだろう…と思ってしまったんだよね。誰のせいでもありません。
クリエイティブの壁にぶつかったんだよ。アイデアを思いつくのが難しくなった。簡単なことじゃない。彼らも同じように感じていたと思う。年間10試合の契約をしていたというのもジレンマだったね。「もっと試合をしたい」と申し出たんだけど、WWEからすれば、そこに特別な感じはしなかっただろう。俺もそれを理解してる。どちら側にもアイデアがなくなってしまったんだよね。今までになかったことだ。
だから、親友がAEWで人生最高の時間を過ごしているのを見て、「わかった。俺にもまだやれることはある。最大限に活用できていない」と思った。大事なのはここなんだ。