ニュースをまとめて紹介。
WWEが中国版「グノシー」と複数年契約を結ぶ
中国進出のさらなる一歩です。WWEは中国のQutoutiao(趣頭条)と複数年契約を結んだと発表しました。
Qutoutiaoは急速な成長を続けるニュースレコメンドアプリです。2019年第1四半期の決算報告によると、平均月間アクティブユーザー数は1億1000万人に達し、2018年の同時期の2800万人から297%以上増加しました。凄まじい急成長ぶりです。
一部では「中国版グノシー」とも呼ばれているコンテンツ・プラットフォームとの契約締結により、QutoutiaoにWWE公式アカウントが設けられ、ニュースやハイライト動画などのコンテンツが配信されるようです。先日、日本のニュースアプリ”SmartNews”にプロレスチャンネルができました。これと同じようなものだと思っていいでしょう。ただし、WWEの場合は「ジャンル」ではなく「団体」としてのアカウント開設となります。
大人気アプリと手を組むことによって、WWEの情報に触れる中国系ユーザーは急増するでしょう。中国進出を狙うWWEにとって、最高のパートナーと言えるかもしれません。
(WWE)
AEWテレビ番組の海外放送
海外続きでもう1ネタ。AEWのテレビ番組について。10月2日(水)からTNTで放送がスタートするAEWのウィークリー番組はイギリスでも放送されることが決まっています。しかし、その他の国での視聴についての情報はなし。日本でもどこが放送するのか、そもそも放送されるのかどうかもわからない状態です。
そんな中、副社長のCodyがカナダでの放送の可能性について次のようにコメントしています。
2週間以内に最新情報をお届けできると思うよ。カナダの兄弟たちを置き去りにするつもりはない。AEWにはケニー・オメガとクリス・ジェリコ(共にカナダ・ウィニペグ出身)がいるんだからね。AEWは必ずカナダでも放送されるよ。
どの曲が放送するかはまだわかりません。個人的な予想としては、2019年にケニーのドキュメンタリー番組を制作したTSNが絡んできそうだと思っています。
(参考: Pro Wrestling Sheet)