9月18日(水)からWWE・NXTがUSAネットワークで放送されることになりました。午後8時から10時までの2時間の生放送です。これは10月2日(水)からAEWのウィークリー番組が始まることへの対抗策だと考えられています。
90年代、WWEとWCWが月曜夜のプロレス番組の視聴率をめぐって激戦を繰り広げました。WCWとAEWはレスラー主体の団体経営や放送局がTNTであることなどの類似点が多いため、ファンのみならず、プロレスラーたちも両団体を比較してAEW創立の意見を述べることが少なくありません。
マンデー・ナイト・ウォーズがWWEの圧勝に終わった後、WWEに対抗できる体力を持つ団体は現れませんでした。唯一それに近い存在になる可能性があったのはTNA。しかし、WCWのような立ち位置を確立することがないまま低迷してしまいました。
WWEとTNAで活躍したカート・アングルは、FaceboolでQ&Aセッションを開き、ファンから届いた「AEWとTNAに類似点はあるか」という質問に対して次のように答えています。
類似点はあるよ。AEWが歩もうとしている道はどこまでも続いているんだ。私はAEWのレスラーたちが挑戦することに向いている人たちだということを知っている。うまくやれば成功できるだろう。でも、AEWはナンバー2なんだということを肝に銘じておかないといけない。WWEはあまりにも規模が大きく、何年も先に行っているんだよ。新たに参戦してきた団体がトップの座を獲得することはできない。
TNA在籍時のアングルは経営陣に「ナンバー2であることに満足するように」と伝えていたようです。
(参考: SESCOOPS)
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