現地11月22日放送のDynamiteから6週間かけて行われ、12月30日開催のPPV「Worlds End」で決勝戦が行われる総当り制トーナメント「コンチネンタル・クラシック」。
優勝者は、新設されるタイトル「AEWコンチネンタル王座」の初代チャンピオンになります。タイトルの初代王者になるのは栄誉あることですが、このタイトルには「新しさ」だけではなく「伝統」も付与されます。
今日開催されたAEWのPPV「Full Gear」のゼロ・アワーでジェイ・リーサルを相手にROH世界王座&NJPW STRONG無差別級王座を防衛したエディ・キングストンは、その後のインタビューでコンチネンタル・クラシックへの参戦を宣言。その中で、保持する2つのタイトルについて「トーナメントの全試合でタイトルを防衛する」と宣言しました。つまり、優勝者はこの2つのタイトルを保持した上でAEWコンチネンタル王座も手にすることになります。
トニー・カーン社長は、Full Gear終了後の記者会見の中で、トーナメントの優勝者が「三冠王者」になることを認め、そこに新日本プロレスのタイトルが絡むことについて「新日本から許可を得た」ことを明かしました。
ROH世界王座にもSTRONG無差別級王座にもそれぞれ歴史があり、AEWコンチネンタル王座は歴史の一部を共有することになります。
現時点でトーナメントへの出場が決まっているのは、エディ、ブライアン・ダニエルソン、マーク・ブリスコ、アンドラーデの4人。トーナメントは12人で争われ、第三者の介入なし、セコンドなしの激しい戦いになります。
現時点で参戦は発表されていないものの、竹下幸之介は三冠王者へ強い思いを持っているようです。
真の王者が決まる闘い。アメリカの三冠王者になるこのシチュエーションはAEWだからこそ実現できる。
I have dream to be a Triple Crown Champion since I was a kid. I became a professional wrestler because I wanted to be like Misawa, Kobashi,Kawada, Akiyama and Mutoh one day. https://t.co/wGxFgYOjD2
— Konosuke Takeshita (@Takesoup) November 19, 2023
(Wrestling Observer)