今日開催されたAEWのPPV「Full Gear」にサプライズ登場し、契約書にサインしたウィル・オスプレイ。
彼と新日本プロレスとの契約は2024年2月まで残っていますが、新日本での活動を全うしてからAEWでの活動を本格化することになります。すぐにAEWにレギュラー参戦するわけではありませんが、彼がAEWの中心的存在になることは間違いありません。
Full Gear終了後の記者会見で、トニー・カーン社長はオスプレイとの契約について次のように語りました。
ウィル・オスプレイ……最近、俺は新日本プロレスから許可を得た上で彼とやり取りしてきたんだ。新日本にこう尋ねた。「ウィルの契約は来年初めに終わる。これは秘密じゃない。ウィルを我々のファミリーに留めておくのは素晴らしいことだと思う」と。
ウィルは素晴らしいプロフェッショナルで、プロレス界という我々の銀河系にとって本当に重要な存在だ。ウィルがゲストとしてAEWに登場したり、ウィルが我々の軌道を離れ、我々のそばにいなくなるのは大きな損失になる。ウィルがここに常にいるということは、とても魅力的だ。
ウィルがAEWにいたのは僅かな時間だが、彼はAEWにとても大きな影響を与えている。素晴らしいことだよ。限られた時間の中で、彼はAEWの歴史でも最も素晴らしい試合のいくつかをやってのけた。今後、彼がAEW何を達成できるかを考えるのは素晴らしいことだ。
また、十分に強調しておきたいことだが、我々はウェンブリー・スタジアム(で毎年開催することになるイギリス大会All In)にしっかり注力しているよ。
(Full Gearでの契約発表を実現させた経緯について)All Inのチケット販売前にファンに魅力的なことを伝えるのは、俺にとって大きな優先事項だ。All Inのチケットを購入した人たちに、ウィル・オスプレイが登場し、彼がAEWと一緒にいること、そしてそこに不確実性がないことを知ってほしい。
それは本当に重要だった。実際、彼との基本契約に合意したのは今週なことだ。2024年のAll Inのチケット販売開始はもうすぐ(現地12月1日から)だし、Full Gearの開催も間近だったからね。
ウィル・オスプレイの契約は大きなことだよ。彼をFull Gearに連れて行き、「彼が新日本へのコミットメントを果たした後、AEWと一緒になること」ことを伝え、説明できるようにすることが重要だと思ったんだ。
(Fightful)