2023年10月、新日本プロレスに参戦していたリオ・ラッシュが体調不良で大会を欠場し、高橋ヒロムの持つIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦も中止せざるを得なかった…という出来事がありました。
彼はキャリアを通して不測の事態による欠場が多く、特に怪我の多さに苦しんできました。今回は体調不良でしたが、その無念さは想像を絶するものだったようです。
昨日、彼はXで2023年9月を振り返り、体調不良による欠場を前に、彼はキャリアについての重大な決断を下そうとしていたことを明かしました。
すべてが崩れ落ちた場所。日本へ出発する前に、保持していたインパクト・レスリングのXディヴィジョン王座の防衛戦がいくつかあった。残念ながら最後の試合は計画通りにいかず、クリス・セイビンに敗れてタイトルを失ったよ。
否定できない歴史を作るという俺の計画に支障をきたす負けだったけど、まだ日本のチャンスがあった!俺には、IWGPジュニアヘビー級王座のチャンピオンになるチャンスがあったんだ。
このツアーの名前はRoadToDestructionで、本当にその名の通り、破滅への道になった。俺は、このツアーを実現するために何を諦めなければならないかを理解していた。飼い犬のことを諦め、LAの自宅を引き払い、家族全員を日本に連れて行かなければならなかったんだ。
LAと日本を何ヶ月も行き来することを続けることはできない。必要な方法で家族を完全にサポートすることができなかったんだ。全力を尽くす準備はできていた。まず、俺が一人で日本へ行き、家族がツアーの後半で俺と合流するという計画だった。ツアーの前半は魔法のようだったよ。
俺にとって、日本でのツアーは5回目だた。今まで行ったことのない都市を訪れることができた。また、長い間リスペクトしてきたオカダ・カズチカとついに仕事をすることもできた。俺が日本のファンやレスラーたちからどれだけ愛されているか、そして彼らが俺に「日本にいてほしい」とどれだけ望んでいるかを思い出すこともできたよ。
でも、家族と日本で合流する前に、俺は病気になり、全然治らなかった。どうしてそう思ったか分からないんだけど、死にそうな気がしたな。
40度を超える高熱が数日間続いた。大量の汗や嘔吐が続いた吐き続けたせいで7キロ近く体重が落ち、さらにその過程でヘルニアを発症してしまった。要するに、俺はプロレスを続けられないほどの体調不良になったんだ。
こうした状況で家族が俺と合流することは危険すぎると言われた。家族はアメリカに送り返され、日本での滞在を確固たるものにする契約や、タイトルの機会もなく、家も失った。2023年9月は、俺がすべてを失った月だ。
辛すぎる経験ですね…。2024年1月、彼はGCWで復帰します。まだ29歳ですし、再起を図るチャンスはあるはずです。
September was the month that I lost it all. #LioRush #FreeAgent #NoTimeToHeal 🤍
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— Free Agent Lio Rush (@IamLioRush) December 16, 2023