先日開催されたPPV「Worlds End」でサモア・ジョーに敗れ、1年以上も保持してきたAEW世界王座を失ったMJF。
彼は複数箇所の負傷を抱えながら活動を続けており、タイトルを失った後は長期欠場に入ることが予想されています。彼は「2024年1月1日にフリーエージェントになる。AEWとWWEの間で入札戦争が起き、札束が飛び交うことを望んでいる」と公言しており、AEW公式サイトのロースター一覧ページからは彼のプロフィールが削除されています。
レスリング・オブザーバーによれば、彼は左肩の関節唇損傷に苦しんでおり、回復に向けて複数の選択肢を検討しているそうです。
手術を受けずにリハビリで回復を目指す、あるいは手術を受けるという2択が有力視されている模様。前者は早めに復帰できるものの根本的な負傷の治癒はできないため、後者が最善の選択と見られています。ただし、手術を受ければ、復帰までに相当な時間がかかる見込みです。
現時点で、彼がどのような決断を下すかはわかりません。何かと因縁のあるジョーにタイトルを奪われ、親友アダム・コールがDevilであることが明らかになった今、彼は絶望の淵にいます。すぐに復帰して2人と戦いたい気持ちはあるでしょうが…。
とはいえ、一部報道によれば、彼は2022年にひそかにAEWと複数年での新契約に合意していた、という話もあります。復帰を急ぐ必要がないのであれば、再び最高のパフォーマンスができるようにしっかりと治療してほしいですね。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)
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