WWE時代のドルフ・ジグラー(ニック・ネメス)は、何度かWWE退団の噂が流れたり、もし退団が実現したら新日本プロレスへ参戦するかもしれない、という話がありました。
結局、彼が自発的にWWEからの退団を決断することはありませんでしたが、2023年9月にWWEから解雇された彼は新天地として新日本とTNAを選択。今後は世界中の団体に参戦し、ファンを湧かせるつもりです。
最新のインタビューで、彼はWWE時代に中邑真輔と良好な関係を築いていたことを明かし、今回の新日本参戦に中邑の影響があったことを語りました。
俺は親しい友人が少ないタイプの人間なんだけど…。数年前に中邑がNXTから昇格してきた頃の俺はいろんな相手と試合をしていたんだ。彼のことはよく知らなかったし、俺は日本のプロレスも見ない。WWEの番組さえ見ないしね。俺がプロレス嫌いなのは有名だから。
俺たちはテレビ番組の収録後にダークマッチに出たんだ。みんな会場を去り、俺たち試合を構築した。俺はあまり口出ししないタイプだ。ジャック・ファイア・ウィスキーをリクエストして乗り物に乗り込み、中邑に「一口飲むか?」と話しかけ、そのまま数杯飲んだ。友だちになったよ。彼は世界一やさしい。俺たちの絆はとても良いもので、彼との試合が好きだったよ。
昔、WWEとの契約が更新される度に、「ここから出ていこう。もうやることはないし、ただベンチに座っているだけじゃないか」と思っていた。誰かがタイトルマッチに出られなくなった時のために控えているようなものだったしね。
そんな時、彼は「もしWWEから出ていくなら、俺にはいくつかコネがあるし、あなたを助けたい」と言ってくれた。
(WWEから解雇された後)俺はWWEでの経験しかないから、世界ツアーはWWEの一員としての経験しかなかった。シンとはずっと仲良しだったし、聞いてみたんだ。「俺のプロレスはまだイケるかな?日本へ行くことについてどう思う?」
彼は、「俺が面倒を見る」と言ってくれたんだよ。いくつかのピースを組み立て、仲介者であるロッキー・ロメロへとたどり着いた。幸いにも、彼らは俺を喜んで迎え入れてくれたよ。WWEから開放されてから迎えた最初の週にやったことの1つだ。
ネメスの新日本参戦は、中邑がいなければ実現しなかったかもしれません。仲間思いですね。
(Fightful)