所属するルチャドールたちがアメリカへ遠征する機会が増えているCMLL。
友好関係にある新日本プロレスのアメリカ大会や、コラボレーションビジネスを拡大しているAEWへの参戦が話題になっている中、彼らは深刻な問題に直面しているようです。
PWInsiderによれば、彼らは就労ビザの問題に苦しんでいるとのこと。アメリカ政府は彼らのビザを2月28日をもって取り消す手続きを行なっており、もしこれが実現すると新しいビザの取得に数ヶ月を要することになってしまうそうです。これにより、ボラドール・ジュニアやミスティコなどのルチャドールがアメリカへ遠征できなくなってしまいます。
この問題が生じたのは、彼らのグループビザを管理していた企業とCMLLの間に問題があったから。CMLL上層部の人物が、この作業を別の従業員に任せていたことが問題につながったようです。
アメリカ国土安全保障省は、管理会社に対して「ルチャドールたちのビザが問題視されれば、詐欺で告発される可能性がある」と警告。CMLLはメキシコのアメリカ大使館を通じて問題解決に取り組んでいるようです。
CMLLと管理会社の間には大きな亀裂が生じ、管理会社はCMLLに対して「これ以上協力しない」と伝えたとのこと。PWInsiderは、「奇跡が起きなければ、彼らは新しい就労ビザを取得するために6ヶ月から12ヶ月かかる」と指定しています。
レッスルマニア・ウィークエンドや新日本プロレスのアメリカ大会「Windy City Riot」、そしてAEWへの参戦はかなり困難になりました。CMLLのミスは非常に大きな影響を及ぼしそうです。
(Fightful, PWInsider)
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