プロレスリング・ノアで活躍中のティモシー・サッチャー。
プロレス界屈指のテクニシャンとして知られる彼は、世界中のプロレスラーたちからリスペクトされています。レジェンドたちからも一目置かれる存在です。
2023年、彼はAEWにスポット参戦し、ブライアン・ダニエルソンとのシングルマッチに挑みました。13分の対戦を制したのはブライアンでしたが、名勝負としてファンから評価されています。
最新のインタビューで、サッチャーはこの時のことを振り返り、なぜAEW参戦が実現したのかについてを語りました。
プロレスリング・ノアに参加するために日本にいた時、あの試合から1週間前の真夜中に電話があったんだよ。時差のせいだね。
その時、「来週のテレビでブライアン・ダニエルソンと試合をしたいか?」と言われたんだ。「もちろんしたいけど、今は日本にいるんだ。アメリカに帰ってからならどうだ?」と返事をした。それから30分後に、「東京発の飛行機を取ると言ったら、どう?」だとさ。
「そうだな、ノアのオフィスに確認してみるよ。ノアでの仕事があるから、彼らの試合に間に合うように戻らないといけない」と話した。最終的に、オハイオ州デイトンに1日だけ滞在し、試合を終えたらすぐ東京に戻って、ノアの試合に出たんだ。
あの試合をできてよかったよ。ダニエルソンが推薦してくれたおかげだと思う。俺のことを知っている人はAEWにいないし、彼らが俺の何かを知っているわけではない。彼のアイデアだと思う。素晴らしい評価だよね。俺たちは同じメンタリティを共有しているんだ。
2001年、俺は初めて見に行ったプロレスのショーでブライアン・ダニエルソン対ダグ・ウィリアムズを見た。レスラーになりたいとは思っていなかったし、それについて考えもしていなかったけど、あの試合を見て、「これが本来あるべき姿だ」と思ったんだ。彼と戦えたことは本当に重要だったし、実現してうれしかったよ。
(Fightful)