新日本プロレスの海外戦略に欠かせない存在のロッキー・ロメロ。
他団体との調整やスカウティングなど、彼の役割は多岐にわたり、どの仕事も高く評価されています。現役レスラーとしても良い働きを続けており、プロレス界で最も価値の高い人物の一人として日々活躍中です。
2023年、彼はAEWのフロントオフィスで働いていることが報じられ、先日は新日本のアメリカ大会Windy City Riotで「NJPW of Americaのショー&タレント担当副社長」に昇進したことを明かしていました。AEWでの仕事がどうなっているのか、気になるところでしたが…。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、ロッキーはAEWでも副社長として働いており、同時に2つの大手団体で副社長を務めるという、プロレスの歴史でも極めて異例な経歴を持つ人物になったそうです。
以前の報道によれば、AEWではレスラーたちの育成や新日本&CMLLなどの他団体との交渉だとされているロッキー。彼がこれまでに新日本で積み重ねてきた成功の一つひとつが今の地位につながっています。
(Wrestling Observer, WrestlePurists)
あわせて読みたい
Forbes誌が「最も企業価値の高いコンバットスポーツ団体ランキング」2024年版を発表。WWEは第2位。AEWは…
アメリカの大手プロレス団体は経済的な規模が非常に大きく、企業としての価値もかなりの高額になります。 2023年にWWEがMMA団体UFCと経営統合してTKO Group Holdi...
オクラホマ体育協会が「州内でナイラ・ローズに試合をさせないようAEWに勧告した」ことが明らかに。トニー・カーン社長「失望した」
2023年12月、トランスジェンダーレスラーのナイラ・ローズはオクラホマ州オクラホマシティの会場でROHの番組収録に参加しました。 最近、この試合をめぐるこんな話が話題になっていま...