先日放送されたDynamiteの中で、ウィル・オスプレイがWWE・HHHを堂々と批判したことは、世界中のプロレス界で大きな話題になりました。
HHHがインタビューの中で「過酷なスケジュールを好まないレスラーもいる。努力を惜しむ奴はWWEに必要ない」と発言したことに対し、オスプレイは「上司の娘とアレして今の地位を築いたんだろ。そんな奴が『努力を惜しむ奴はWWEに必要ない』と言っている」と揶揄。HHHはオスプレイを名指ししたわけではありませんでしたが、オスプレイにしてみれば「彼は俺のことを言っている」と感じたのでしょう。
2023年、AEWやWWEと契約交渉に挑んだオスプレイは、AEWの「地元イギリスで生活することができる」などの条件を好感し、AEWへの移籍を決意。WWEはオスプレイを口説き落とすことができませんでした。
PPV「Dynasty」終了後の記者会見に出席したオスプレイは、HHHに対する批判について質問され、「もうこの話はしたくない」とコメントしました。
もうこの話題には触れたくない。俺が育った時代は、向こうが皮肉を言えば、こっちも言い返すものだった。名指しはされなかったが、明らかに俺のことを言っていたものだよ。
失礼ながら、もう向こうの誰かに言及するのはやめた。もうそんなことをしたくない。自分がそんなレベルに落ちてしまったと感じるからだ。もうその必要はない。今日のリングでブライアンとやったことを見てくれ。PPVでまだ2試合目だぞ。これからもっとたくさんの試合が控えているんだ。
正直言って、皮肉を言われて腹が立ったのは確かだ。俺も言い返したが、それほど悪いことは言っていないと思う。20年前からあるジョークだからな。そんなに怒るなよ。二つの団体間の本当の部族主義を初めて経験したよ。良くないね。不必要だ。もう終わりにしよう。かまってられない。AEWの宣伝に集中したい。
言ったことは後悔していない。全体を見れば、確かに腹は立ったが、今日から先はそんな道は歩まない。その必要はないんだ。俺は世界最高のレスラーだ。下の連中に絡む必要はない。
(Fightful)