先日、ニューヨークにいたダービー・アリンはバスに轢かれてしまいました。
地元シアトルのラジオ局に出演した彼は、ニューヨークで一体何が起きたのかを語りました。
まず、彼はソニック・ユースの名盤『GOO』のジャケットを手掛けるなど、世界的に知られる現代アート作家のレイモンド・ペティボンと共にニューヨークに滞在していました。66歳のペティボンはうまく歩くことができない状態で、ダービーが気付いた時には「右折しようとしているバスの前を横断しようとしていた」とのこと。そこで、ダービーはペティボンを急いで避難させようとし、その結果彼の顔面がバスの窓の側面にぶつかってしまったのだそうです。
右折してくるバスが見えた。「夜中に歩いているレイモンドに気づくわけがない。全然』」て思ったんだ。だって、言ったように、彼はろくに歩くこともできないからね。
だから、彼を押しながら、『さあ、急いで。早く行って。バスが来るぞ』と言った。そしてバスが右折しているときに、時速8~10マイル(時速13~16キロ)くらいだったかもしれない…30マイルというほどの速度ではなかったな。でも、彼を避難させようとしたときに、バスの窓の側面に俺の顔がぶつかったんだ。だから、俺はレイモンド・ペティボンの命を救ったと言えるかもしれない。
その後、彼は治療を受け、鼻の骨折が判明したとのこと。
事故で折れたのは鼻と尊厳だけだ。
3月のDynamiteでのジェイ・ホワイト戦で足を骨折してしまい、エベレスト登頂計画が2025年に延期してしまったダービー。足の怪我からの復帰は6月頃を予定しているそうです。
(Wrestling Observer)
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