Collision最新回で放送されたオカダ・カズチカとウルティモ・ゲレーロのシングルマッチは、Dynamite最新回の終了後に収録された試合でした。
CMLLと新日本プロレスの提携関係の中で、2人は過去に何度もタッグマッチで対戦してきましたが、シングルマッチはこれが初めて。若手時代をメキシコで過ごしたオカダにとって、あのウルティモ・ゲレーロとの試合は特別なものだったでしょう。
しかし、試合にはぎこちないシーンもいくつかありました。ゲレーロは着用していたマスクを気にする仕草を何度も見せ、最終的にオカダが彼のマスクを剥ぎ取った上でレインメーカーを決めました。
RAINMAKER knocks Último Guerrero’s mask right off! #AEWCollision pic.twitter.com/J451rmoxVz
— (@WrestlingCovers) June 23, 2024
この試合の背景には、AEWの大きなミスがあったとされています。
Luchablogによれば、根本的な原因はAEWがゲレーロを「マスクを着用した姿」で宣伝したこと。彼は、2014年にアトランティスとのマスカラ・コントラ・マスカラ・マッチに敗れ、それ以降は試合中にマスクを着用しておらず、AEW参戦のために試合用マスクを持参することもありませんでした。
#AEWCollision TONIGHT@PPLCenter | Allentown, PA
8/7c on @TNTDramaKazuchika Okada (c) vs Último Guerrero@CMLL_Oficial's Último Guerrero takes on Champion @RainmakerXOkada to win an opportunity for a future #AEW Continental Title Shot! pic.twitter.com/RHlLzyV0Zs
— All Elite Wrestling (@AEW) June 22, 2024
これにより、彼が試合で着用するためのマスクを大急ぎで捜さなければならないというトラブルが起き、最終的にゲレーロは黒いマスクを着用して試合に挑みました。しかし、サイズが合っていなかったため彼は思ったようなパフォーマンスを見せることができなかったのだそうです。
AEWとCMLLの間で上手くコミュニケーションが取れていなかったのか何なのか…。ゲレーロに無理やりマスクを着用させる必要はあったのでしょうか?
(Inside The Ropes)