Judgement Dayの人気メンバーとして活躍中のフィン・ベイラー。
WWE入団から一貫してスター選手として大きな注目を集め、団体内部でも評価の高い彼ですが、2022年7月にJudgement Dayに加わり、リーダーのエッジを追放するまでの時期は辛かったそうです。
最新のインタビューで、彼はその時期を「キャリア最大の低迷期だった」と振り返り、その頃の心境や、Judgement Dayへ加わった背景を語りました。
今まで公に言ったことはないんだけど、ヒールターンする前の2ヶ月間は、個人的な投資のレベルという点で、おそらく自分のキャリアの中で最低の時期でだった。
ただ現場に来るだけで、「今日は誰に負けろって言われるんだろうな…」という感じだった。同じようなことを何度も繰り返していて、同じ演技を長い間続けていたな。もっと多くのことができるはずなのに、と感じていたんだよ。
でも、誰かのせいというわけではない。多くの要因があってさ。その一つが新型コロナウイルスで、アメリカへの永住権カードの手続きが全部めちゃくちゃになってしまった。そのために、レッスルマニアの直前に2ヶ月間アイルランドに帰らなければならなくなり、レッスルマニアへの準備段階から外れてしまったんだ。壁に向かってただ物を投げつけているような状態だったよ。
そんな中で、エッジが「いや、この男が欲しい。この男をもっと使わないといけない。Judgement Dayに入れたい」と言ってくれたんだ。
そこから状況が変わり始めた。AJスタイルズやリヴ・モーガンと一緒に小さな派閥を作るストーリーになってさ。これは裏切る相手を作るためだけのものだった。
元々はAJを裏切る予定だったんだけど、全部変わってしまってさ。誰かが怪我をして、エッジをベビーフェイスに戻す必要があったんだと思う。一つのドミノが倒れると、全部倒れてしまうのさ。
(Wrestling Inc)