クリエイティブの責任者がビンス・マクマホンからHHHへ代替わりしたことによる影響はあらゆる面に及んでいます。
ファンにとって最もわかりやすいのは、RAWやSmackDownで放送される試合の変化。ビンス時代の大きな特徴だったリマッチは減り、より意味合いの強い試合や決着のつく試合に焦点が当てられるようになりました。
こうした変化について、WWEスーパースターたちはどう思っているのでしょうか。フィン・ベイラーは、最新のインタビューで次のように語りました。
視聴率を取るためにやらなければならないと感じているよ。それに、俺たちは本当にプロレスが上手いからね。リングに上がってただ試合をしてるだけじゃない。本当に良い試合になるのは、俺たちが本当に上手いからなんだ。
「良い試合」というのは、リングに立っている選手たちの副産物。「今夜は最高の試合をしよう」とか「今夜は適当にやろう」なんて考えてないよ。いつも最高の試合をしようとしているんだ。唯一の制限は時間だね。テレビ番組の時間は俺たちにはコントロールできないものだから。
プロレスを10年もやっていれば上手くなるよ。セス・ロリンズ、ローマン・レインズ、中邑真輔、コーディ・ローデス、サミ・ゼイン、そしてケビン・オーエンズのような選手たちの違いはそこにある。
俺たちは試合中にいろんな調整をしているんだけど、誰もそれに気づいていない。お互いに話をしたり、試合中にいろいろと変更したりしているんだ。生放送でそれをするにはどれだけのスキルが必要かを、みんな理解していないと思う。
(Wrestling Inc)
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