先日、デーモン・ケンプがWWEからの退団を報告しました。
契約自体は8月13日まで続きますが、WWEは彼に対して契約を更新しないことを宣言したといいます。
最近のWWEは人員整理のやり方が変わってきており、以前のように契約途中で解雇するのではなく、「契約が満了するまで何もせずに待つ」というスタイルになってきています。ダイジャック、リコシェ、ゲイブル・スティーブソン、そしてケンプがこのやり方での退団となりました。
レスリング・オブザーバーによれば、現在、NXTロースターたちは更なる人員整理の可能性に怯えているのだそうです。パフォーマンスが良く、悪い評判もなかったケンプが退団したことで、「彼がああなるなら、自分がそうなってもおかしくない」という不安が広まっているのだとか。
同じタイミングで大量の選手たちが解雇される……その恐怖も相当なものだったでしょうが、団体から「契約を更新しないからね」と告げられた後、何も動きがないままその日が来るのを待つ…というのも辛いでしょう。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)
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