プロレス界には破天荒なスタイルのハードコアルールが無数に存在します。
業界最大手のWWEでトップ選手として活躍するグンターは、基本的に通常ルールの試合に出場し続けてきました。しかし、Hell in a CellやTLCなどでの試合を重ねていくことは、今後のキャリアで避けられない試練でもあります。
最新のインタビューで、彼は将来的にハードコアマッチに出場する可能性や、もし出場するならどのように取り組むか……といった話題について語りました。「スタントショー」のような試合にならないよう、彼ならではのやり方で試合に挑みたい、と考えているようです。
必要があれば、やらなければならないなら、そういう試合もやるよ。でも、ボスのところに行って「TLCマッチとか、狂ったルールの試合をやりたいんです」なんて言うタイプの人間じゃない。
個人的には、ケージマッチは好きなんだ。昔ながらのケージマッチは本当にクールなアトラクションだと思う。でも、そういった試合の多くは、ある時点でスタントショーになってしまう気がする。「誰かが何かから最も危険なジャンプができるか」を競うようになるんだ。
そういうのは避けたい。「ルールが大事なんだ」と思ってるんだ。例えば、試合にケージが出てくるなら、それをどう論理的に活用し、みんなが理解できるようにして、そこからストーリーを構築するか。それが俺のアプローチだよ。
俺が目指すのは、「永遠に人々の記憶に残るような派手なことは何ができるだろうか」ということじゃない。パフォーマーそれぞれがどうアプローチするかは本人次第だけど、ただ危険なことをする派手な試合のためだけに、そういうことをしたいとは思わないね。
(Wrestling Inc)
あわせて読みたい
【WWE】ドミニク・ミステリオがリア・リプリーとの現在の関係を語る。「避けられているけど、最善を尽くして物事を修復するよ」
リヴ・モーガンとの関係が深まる中で相棒リア・リプリーが復帰する……という、非常に難しい三角関係の最中にいるドミニク・ミステリオ。 3人のストーリーは近年のWWEにおける三角関係の中...
【WWE】ステファニー・バッケル「子供の頃からWWEを見ていた。地元チリにはプロのコーチがいないからメキシコに行ったんだ」
CMLLからWWEへ移籍し、本格的なデビューを果たす前から様々な話題を生み出しているステファニー・バッケル。 WWE移籍までのゴタゴタ、契約直後のWWEメキシコ大会への登場&リング...