2022年、AEWのトニー・カーン社長はROHを買収してオーナーに就任。新型コロナウイルスのパンデミック下で活動を停止したインディシーンの老舗団体は新スタートを切りました。
それ以降、AEWとROHは姉妹団体として頻繁にクロスオーバーし、ロースターを共有してきました。しかし、ROHのブッキングは「十分な努力や配慮がない」と批判されることがあり、特にかつてのROHを愛しているファンにとっては寂しい状況が続いていました。
そんな中、PPV「Death Before Dishonor」の記者会見に出席したオーナーのトニーは、ROHがAEWとより強い関係性を持つようにリブランディングすることで大きな恩恵を受ける可能性があることを語りました。新たな道を模索しているようです。
団体が何に成長したかは本当に興味深い。俺はそれを誇りに思っているよ。
ROHは重要な位置を占めていると思う。AEWがプロレスの最上位にいることは認識しているよ。率直に言って、ROHブランドはAEWとのより強い関係性から恩恵を受ける可能性がある。このことについて語るのは、冒涜でも問題外でもないはずだ。
もし、AEWの社長である俺がROHにライセンスやサブライセンスを与えて「AEW ROH」という形にすれば、ROHブランドの成長にはプラスになると思う。みんなにとって良いことじゃないかな。ファンは、団体間の繋がりや、俺たちが目指しているものをより明確に見ることができるだろう。
トニーは、「AEW ROH」が実現すれば、AEWの重要なビジネスパートナーであるワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーのプラットフォームでROHが放送される機会が増える可能性が高い、と指摘。現在進行中のAEWとワーナーのメディア放映権交渉にはROHの存在も含まれているようで、この交渉次第でROHがAEWとの関係性をより強化するかもしれません。
(Wrestling Inc)
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