2020年、サミー・ゲバラが2016年に出演した動画での発言が大きな話題になりました。
彼は、当時WWEスーパースターだったサーシャ・バンクスについて、「あの女をただ犯したいと思った」と発言していたのです。ショッキングな発言によってファンからのリアクションを得ることが目的でした。
動画の存在が明るみに出た後、彼は「2016年の俺は今の俺とは違う。自分の言葉が想像以上の影響を与えることを、今は理解している」と釈明。サーシャと会話する機会もあり、「大きな教訓を学ぶ助けをしてくれた」そうです。
2024年2月に行われたジェフ・ハーディー戦で脳震盪プロトコルに従わなかったとして出場停止処分を受けたゲバラは、先日ROHで久々に活動を再開。サーシャは2024年3月に「メルセデス・モネ」のリングネームでAEWと契約し、女子部門の向上に大きく貢献しています。
Sammy Guevara made his return at the ROH tapings today!
It might be perfect for him to start in and become a top guy in ROH before moving back to AEW. pic.twitter.com/dQBU4fpEff
— AIR (@AIRGold_) July 28, 2024
かつて、因縁の深いCMパンクが入団したことによってコルト・カバナがAEWでの立場を失くしたと噂されたように、ゲバラも「モネの入団によりAEWへ戻れない」と噂されています。しかし、レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスは、ゲバラのROH参戦はモネと無関係であることを明かしました。
みんなが即座にこういった結論に飛びついているのは分かっている。「あいつがROHに行ったのは、メルセデス・モネがAEWのテレビ番組で活躍しているからだ」と。聞いた話では、彼がROHにいることはモネとは無関係だそうだ。何人かにそのことを伝えたら、「絶対に無関係だよ」と言われたよ。
どうやら、AEWはモネ入団後にゲバラを番組へ復帰させるストーリーラインを用意していたようですが、彼自身がその一部に納得しなかったとのこと。そのため、ROHでベビーフェイスとして復帰することになったのだとか。彼はヒールターンを嫌がったようです。
彼はどこかのタイミングでAEWへ復帰します。どういったストーリーが用意されるのか、注目です。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)