ウィル・オスプレイにとって、現地8月㉕日開催のイギリス大会All Inでの大一番はキャリアにおいて非常に重要な試合です。
現地7月17日放送のDynamite放送250回記念番組でMJFを相手にAEWインターナショナル王座の防衛戦に挑み、59分58秒で敗れたオスプレイ。MJFはタイトルを「AEWアメリカン王座」へ非公式に改名し、All Inでは2人のリマッチが行われます。
一部のファンは、オスプレイは地元イギリスで開催されるAll InでAEW最高峰のタイトルであるAEW世界王座に挑戦するだろう、と予想していました。しかし、AEW世界王座チャンピオンのスワーブ・ストリックランドとの一戦は6月のForbidden Doorで実現。彼は試合に敗れました。
スワーブとの試合については、一部報道で「オスプレイは、スワーブが『自分がチャンピオンになるまでの「つなぎ」だ』と思われることを嫌がって実現した」「オスプレイは『世界王座戦に敗れることは恥ではない』ということを示したかった」と報じられていました。
Fightfulによる最新情報では、All Inでのオスプレイ VS MJFはかなり前から計画されていたとのこと。Forbidden Doorでオスプレイがスワーブに敗れることを提案したのは、スワーブのチャンピオンとしての地位確立だけでなく、All InでMJFと戦う計画が既に存在していたため、自分をAEW世界王座戦線から外すことが目的だったそうです。
ただ、Dynamite放送250回記念番組での約60分の死闘の実現がいつ計画されたのかは不明で、All Inの前にこうした試合をするかどうかは団体内でも議論があったといいます。
2人の抗争自体はMJFが5月のPPV「Double or Nothing」で復帰する前から計画されていたことで、AEWアメリカン王座は一時的なもの。AEWの狙いは、あくまでAEWインターナショナル王座の価値を高めることだ、と報じられています。
MJFは、約7万人を動員した2023年のAll Inでメインイベンターを務めたAEWのトップスター。オスプレイは地元での大一番で勝者になることができるでしょうか？
（Fightful, Inside The Ropes）
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