2021年にAEWと契約し、約7年ぶりにプロレス界へ復帰したCMパンク。
彼が復帰戦の相手に選んだのは、AEW若手4本柱の1人であるダービー・アリンでした。破天荒なスタイルを持つ若き才能との試合は名勝負になり、パンクは復帰戦を勝利で飾りました。
伝説のカルトスターであるパンクとの大一番は、ダービーにとってプレッシャーの大きなものでした。最新のインタビューで、彼はパンクとの一戦について次のように振り返りました。
あれは本当に凄まじかったよ。最近のインタビューで、彼は「あれが自身のAEWでの最高の瞬間だった」と言ってたね。
あの日がどれほど狂気じみていたか、すべてのことを覚えているよ。試合前は今まで経験したことがないほど緊張していた。パンクがプロレス界に戻ってくるなんて思ってもみなかったし、その復帰戦の相手を務めることになったんだから、そりゃ緊張するよね。
緊張しすぎて、吐き気がするほどだった。俺のパートナーのスティングは信心深い人なんだけど、俺は全然そうじゃない。スティングは私が緊張しているのを見て、「ダービー、今君のために祈りを捧げてもいいかい？」と言ってくれたんだ。「ああ、どうぞ、なんでも」と、頭を下げたままで答えたよ。
そして彼が祈りを捧げ、俺たちはリングに向かい、とても楽しい時間を過ごした。パンクと仕事をするのはとても楽しく、本当に素晴らしかったよ。
数週間前に彼に会って近況を話し合ったんだ。「プロレス界からの、引退とは言わないけど……ある種の休養から戻ってくる最初の相手として戦うチャンスを俺に与えてくれてありがとう」と言えたのはよかったな。
あの試合が終わるとすぐに、彼は俺を強く抱きしめて「ありがとう」と言ってくれました。「やり遂げたな…」という感じだったね。
俺だって、脚を骨折して2ヶ月間休養した後の復帰戦ではちょっと緊張した。彼は7年間のブランクがあったんだよ？彼がどれほど緊張したか、想像もできないね。
だから、最初の相手として俺を信頼してくれたのは本当に素晴らしいことだと思う。俺たち二人にとって、「終わった。乗り越えた。そして成功した」という安堵感があったと思うな。とても楽しく、素晴らしい経験だったよ。
（WrestlingNews.co）
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