先日のPROGRESSでついに復帰を果たしたカーラ・ノワール。
2023年にスチールケージマッチ中に足首の重複骨折と靭帯損傷の怪我を負い、その状態で20分以上戦い続けたことにより、彼は長いトンネルに突入することになりました。誤診や不適切な治療にも苦しめられることになり、ようやく復帰が実現したのは本当に喜ばしいことです。彼のプロレスは本当に素晴らしいですからね。
最新のインタビューで、彼は困難を極めたリハビリと復帰への道のりを振り返りました。
医者からは、二度とレスリングできないって言われたんだ。歩けなくなる可能性も高いって。最初の誤診から始まって、骨折の詳細が分かるまで約18週間かかってしまって……。
怪我をしたケージマッチの1週間後に結婚して、それからNHS(イギリスの公的医療サービス)に戻った。NHSは素晴らしいシステムだと思うし、支持してるんだ。でも今はオーバーワークで、俺はスポーツ選手として必要なケアを受けられなかった。怪我が複雑すぎたからね。NHSの多くの人が「大腿骨を折った方がよかった、すぐに治せたから」って言うほどだったよ。
12週間で治るって言われ続けたけど、いつまで経っても治らない。全然治ってないことに気づいた時はショックだったよ。その間に休暇も取った。結局、公的なものではないプライベート医療サービスを求めることになったよ。歩けなくなるかもしれない、二度とプロレスができないかもしれないって言われた時は本当に辛かった。今でも思い出すと感情的になる。
でも、最良のアドバイスは高額な手術ができるってことだった。そして、プライベート医療サービスの医者から「萎縮した脚を使え」と言われた。これ以上壊れることはないから、歩いたり、オフィスを出てスクワットしろって言われて、そのとおりにしたんだ。
2023年の大半を、足に負荷をかけて歩き、走れるようになるために費やしたんだ。それから、アスリートに多い足の骨折の治療法を研究した。力をつけていって、今年の4月に医者のところに戻った時、MRIとレントゲンを見て彼が笑顔だったのに驚いたよ。瘢痕組織で足が再融合したことを受け入れるのに時間がかかった。
(クラウドファンディングで治療費を募ったことについて)多くの資金を集めてくれたことに感謝してる。でも、複雑な状況のため、さらに多くの資金が必要だった。俺は男だから、助けを求めるのが恥ずかしくて、最初は更なる助けを求めたくなかった。でも、その資金で望んだ検査を受け、医師や専門家に会い、追加治療やホメオパシー治療、マッサージ、血流を増やす方法などを試したよ。
苦しかったけど、去年の主な目標は5歳の娘を遊び場に連れて行けるようになることだった。2024年の夏には遊び場に連れて行きたいな…って。高額な手術のリスクは、失敗したら足を固定しなければならないことだった。それは運動能力の喪失を意味する。走ることも何もできなくなる。自分で治す道を選んだのは、それが唯一の選択肢だったからだ。
(Fightful)